おすすめの画像生成AIを比較します|2026年、8モデルに同じ4つの指示で検証

おすすめの画像生成AIはどれですか。8モデルに同じ4つのプロンプトを入力し、人物、集合写真、黒板の看板、商品写真を比較しました。料金や無料で使える場所も紹介します。

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おすすめの画像生成AIを探しているなら、ChatGPT、Gemini、Meta AI、Midjourneyなどのアプリで画像を作っているのではないでしょうか。プロンプトの入力方法はアプリによって変わります。画像の仕上がりを決めるのは、その裏で動くモデルです。いま、リアルな画像を作るうえで押さえておきたいモデルは8つほどあります。

そこで、アプリではなくモデルを比較しました。2026年11月4日、8モデルすべてに同じ4つのプロンプトを入力しました。雨の中での自然なポートレート、テーブルで料理を回す5人の友人、指定の文言を書く黒板の看板、マグカップの商品写真です。有料リクエストは計32回、合計料金は$0.8261で、毎回最初の結果を採用しました。

TokLabは私たちのサービスです。今回の検証は、8モデルすべてを販売しているTokLabのAPIを通じて行いました。同じモデルをアプリで無料で使える場合は、その方法も紹介しています。1日数枚なら、そのほうがお得だからです。

雨の街での同じポートレートのプロンプトを8つの画像生成モデルに入力した結果。各画像に1枚あたりの料金を表示しています

おすすめの画像生成AIを用途別にご紹介します

ひとつのモデルで何でもこなしたいなら、 Nano Banana ProかNano Banana 2.1です。どちらも単独で1位になった項目はありませんが、看板の文字は正確で、集合写真にも違和感がなく、商品写真に妙なものを足すこともありませんでした。

人物写真が最もリアルな画像生成AIを選ぶなら、 GPT Image 2.5かSeedream 5.0 Proです。どちらも肌やそばかすが、絵ではなく写真に見える仕上がりでした。

1枚ごとに料金を払い、大量に作るなら、 Muse Imageです。1枚$0.0048で、ほかの多くのモデルの約4分の1の料金ながら、ポートレートの仕上がりも十分でした。

写真らしさより雰囲気を重視するなら、 独自の作風があるMidjourneyが今も候補です。無料プランはありません。

画像生成AIの料金を比較します

モデルアプリでの無料利用アプリの有料プランAPI料金Image ArenaのEloスコア
GPT Image 2.5ChatGPT Free(制限あり)ChatGPT Go 月額$8、Plus 月額$20、Pro 月額$100$0.021(high)1207(max)
Nano Banana 2.1なしGoogle AIのプラン$0.0211176
Nano Banana 2GeminiGoogle AIのプランで上限を拡大$0.018751140
Muse ImageMeta AI記載なし$0.00481127
Nano Banana ProなしGoogle AIのプラン(「Proでやり直す」)$0.018751118
Seedream 5.0 ProDreaminaの無料枠Dreaminaのプラン$0.033751101
FLUX 3 Image KleinBFLのプレイグラウンド、公開された重み不要$0.0084721043
Midjourney v8.2なし月額$10から4枚を生成する1ジョブあたり$0.08掲載なし

出典:2026年11月4日時点のChatGPT、Gemini、Midjourneyのプランページ。API料金は、同日にTokLabで実際に請求された画像1枚あたりの金額です。ただし、Midjourneyは1ジョブあたりの金額です。Eloは、同日のArtificial Analysis Image Arenaにおけるテキストから画像を生成する部門のスコアです。GPT Image 2.5の評価は品質設定maxでのものですが、今回の検証ではhighを使いました。

検証に使った4つのプロンプトをご紹介します

画像生成AIで実際によく使われる用途に合わせ、4つのプロンプトを用意しました。

用途プロンプト
リアルなポートレート"Candid photo of a young woman with freckles laughing in the rain under a clear umbrella on a city street at night, neon reflections on wet pavement, natural skin texture, 50mm lens"
人物と手"Documentary photo of five friends of different ages laughing around a kitchen table, passing plates of food to each other, everyone's hands clearly visible, warm evening light"
画像内の文字"Photo of a hand-painted chalkboard sign on a sidewalk outside a cafe that reads exactly: TODAY: OAT MILK FLAT WHITE $4.50, morning light"
商品写真"Product photo of a matte sage-green ceramic coffee mug on a walnut table, soft window light from the left, shallow depth of field, no text, no logo"

画像はすべて約1Kの正方形で、各モデルのデフォルト設定を使いました。ただし、GPT Image 2.5だけは品質をhighに設定しました。Midjourneyでは1回のリクエストが失敗しましたが、課金はされず、再送信しました。ここからはモデルごとに、4つの結果を見ていきます。

GPT Image 2.5:クローズアップは最も写真に近いものの、文字を足しがちです

GPT Image 2.5の4つの結果。雨の中の人物のクローズアップ、ろうそくが灯る食卓の友人たち、ラテの絵とmorning lightの文字が入った黒板の看板、セージグリーンのマグカップです

ChatGPTの画像生成に使われているモデルです。OpenAIはアプリ内ではChatGPT Images 2.5と呼び、2026年9月に無料ユーザーと有料ユーザーへの提供を開始しました。Artificial Analysis Image Arenaでは、品質設定maxで1207を獲得し、1位です。

今回、最も本物の写真と見間違えそうだったのが、このポートレートでした。顔に寄った構図で、傘には雨粒がつき、鼻から頬にかけてそばかすが見えます。集合写真にはろうそくとパンがあり、キッチンには暖かな光が広がっています。マグカップはクルミ材のテーブルに置かれ、背景の植物がぼけています。

黒板の看板では、独自の解釈が入りました。文字のつづりは正しいのですが、泡にハートを描いたラテの絵を加え、下部に「morning light」と書き込んでいます。光の指示を、描き込む文字として受け取ったのです。プロンプトに画像内へ書く文言と撮影の指示を混ぜるときは、看板に何が書かれたか確認してください。

使える場所: ChatGPTの無料プランには「制限付きの画像作成」が含まれます。月額$8のGoなら、さらに多く作れます。GPT Image 2.5のAPIでは、品質highで1枚$0.021です。

Nano Banana 2.1:文字や要素の多いシーンには最も安心して使えます

Nano Banana 2.1の4つの結果。ネオン街で傘を差す女性、長いキッチンテーブルを囲む友人たち、文字が正確な黒板の看板、クルミ材の上のマグカップです

Nano Banana 2.1はGoogleの最新の画像生成モデルです。今回のモデルではランキング2位で、スコアは1176です。

黒板の単語も価格もすべて正確でした。大きな手描きの文字が、黒板いっぱいに並んでいます。集合写真は8モデルで最も広い範囲を収めた構図です。長いテーブルにペンダントライトがあり、人々が料理の皿を持って身を乗り出しています。ポートレートは腰から上の構図で、背後には街全体が見えます。シーンとしては自然ですが、顔が小さすぎてそばかすは見えません。顔を主役にしたいなら、クローズアップを指定してください。

マグカップは無地で、つやを抑えた仕上がりです。プロンプトどおりですが、すべてのモデルができたわけではありません。

使える場所: GeminiのGoogle AIプラン(Plus、Pro、Ultra)で使えます。APIでは1枚$0.021です。

Nano Banana 2:Geminiで無料ですが、ドル記号の位置を間違えました

Nano Banana 2の4つの結果。傘を差す女性、テーブルを囲む友人たち、4.50$と書かれた黒板の看板、コーヒー入りのマグカップです

Nano Banana 2は、Geminiで料金を払わずに使えるモデルです。Googleの画像生成ページでも無料とされています。

ほかのNano Bananaモデルと同じく、ポートレートは周囲の風景を広く収めた構図でした。集合写真もにぎやかで、自然に見えます。その一方で、今回の検証でひときわはっきりとミスが表れたのが看板です。「4.50$」と書き、ドル記号を数字の後ろに置いたのです。実際のメニュー看板なら、お客さんが気づく間違いです。マグカップにも、指示していないコーヒーを入れました。

無料で日常的に使うなら、こうした点は小さな代償です。ただし、価格や商品説明を入れる画像なら、実際に使う文言で先に試してください。

使える場所: Geminiで無料で使えます。APIでは1枚$0.01875です。

Muse Image:0.5セント未満でリアルなポートレートを作れます

Muse Imageの4つの結果。雨の中で笑う女性のクローズアップ、子どものいるにぎやかな食卓、文字が正確な黒板の看板、クルミ材の上のマグカップです

Muse ImageはMetaのモデルです。Meta AIでの画像作成や編集に使われています。

1枚$0.0048と圧倒的に安いのに、安っぽさはありませんでした。ポートレートは、髪が濡れた女性の笑顔にぐっと寄った構図で、8モデルのうち最も写真に近い3つに入ります。にぎやかな食卓には子どもが座り、看板のつづりもすべて正確です。マグカップでも、つやを抑えた釉薬の質感とクルミ材の木目が保たれていました。

シーンはややありきたりです。雨の街もキッチンも、よくある風景を平均したようで、ほかのモデルが加えたような具体的な細部はありません。カタログ画像やSNS投稿を大量に作るなら、その点よりも料金が重要です。

使える場所: Metaのアプリ内で使えます。Metaは料金を記載していません。APIでは1枚$0.0048です。

Nano Banana Pro:どの用途でも安定していますが、突出した得意分野はありません

Nano Banana Proの4つの結果。雨の街に立つ黒いジャケットの女性、昼の光が差すキッチンの友人たち、レンガの壁際にある文字が正確な黒板の看板、窓辺のマグカップです

Nano Banana Proのランキングのスコアは1118で、新しい2つのNano Bananaより下です。今回の4つのプロンプトでは、丁寧に仕事をするプロのようでした。失敗した項目はありません。

看板のつづりは正確で、レンガ敷きの歩道に置かれています。窓辺のマグカップは空のままで、つやも抑えられています。集合写真は「暖かな夕方の光」という指示より明るく、午後の遅い時間に近いものの、みんな笑顔で料理を回しています。ほかのNano Bananaモデルと同様に、ポートレートは引きの構図で、画面内の女性は小さく写っています。

さまざまなプロンプトを、毎回つきっきりで確認せずに処理したいなら、こうした直すところのない結果が欲しいはずです。

使える場所: Geminiの有料プランで「Proでやり直す」から使えます。APIでは1枚$0.01875です。

Seedream 5.0 Pro:人物の表情が最も豊かです

Seedream 5.0 Proの4つの結果。笑う女性のクローズアップ、笑いながら皿を渡す年配の男性、文字がくっきりした黒板の看板、つやを抑えたマグカップです

Seedream 5.0 ProはByteDanceのモデルで、同社のアプリDreaminaに使われています。

集合写真では、どのモデルよりも被写体に寄りました。笑いながら皿を渡す年配の男性を中心に、隣には女の子と女性がいます。演出された食卓というより、その場の一瞬を捉えた写真に見えます。ポートレートは黒いシャツの女性のクローズアップで、背景にネオンが見えます。GPT Image 2.5と同じくらい写真らしい仕上がりです。黒板の文字は、8モデルのなかで最も整っていて読みやすいものでした。

ただし、1枚あたりの料金は今回のモデルで最も高く、$0.03375でした。Muse Imageの7倍強です。

使える場所: 無料の画像生成AIとして案内されているDreaminaで使えます。APIでは1枚$0.03375です。

FLUX 3 Image Klein:1セント未満で実用的な試作ができます

FLUX 3 Image Kleinの4つの結果。緑のレインコートの女性、明るい食卓の友人たち、受け皿にチョークがある黒板の看板、コーヒー入りのマグカップです

FLUX 3 Image KleinはBlack Forest Labsの小型モデルです。今回のなかで唯一、重みが公開されており、自分で動かせます。

1枚$0.008472と2番目に安く、どの用途でも実用に足る結果でした。看板のつづりは正確で、下の受け皿にはチョークが数本置かれています。指示にはなかった、気の利いた細部です。食卓の全員にしっかり光が当たり、料理を回しています。ポートレートでは女性に緑のレインコートを着せ、周囲の街を広く描いています。

上位のモデルと比べると光の表現は平板で、Nano Banana 2と同じくマグカップにコーヒーを入れました。仕上げの画像にお金をかける前に構図を検討するなら、許容できる点です。

使える場所: Black Forest Labsのブラウザ版プレイグラウンドか、公開された重みを使って手元のGPUで動かせます。APIでは1枚$0.008472です。

Midjourney v8.2:作風は独特ですが、物理的な描写には無理があります

Midjourney v8.2の4つの結果。傘の下で顔を上に向けて笑う女性、暗く動きでぶれた食卓、日差しのある街の小さな黒板の看板、暗い場所のマグカップです

最も映画的な画像を作ったのはMidjourneyでした。ポートレートでは、光を受けた傘の下で、女性が顔を上に向けて笑っています。食卓は薄暗い琥珀色で、皿を動かす手がぶれています。この作風が好きなら、今回のほかのモデルはデフォルトではこう描きません。

ただし、その自由さが問題も生みます。ポートレートでは、誰も持っていない傘が女性の頭上に浮いています。集合写真の手前の手は動きに溶け込んでしまい、「全員の手がはっきり見える」という指示とは逆です。商品写真も「窓から差し込む柔らかな光」から想像するより暗くなっています。看板のつづりは正確ですが、日差しのある街の中に小さく写っています。

Artificial Analysisのランキングには載っていないため、比較できる第三者のスコアはありません。1ジョブで4枚の画像が返され、今回は最初の1枚を採用しました。

使える場所: 有料プランのみで、月額$10から、高速生成を約200分使えます。APIでは、Midjourneyは1ジョブ$0.08でした。

画像生成AIはChatGPTが一番ですか?

クローズアップのリアルさなら、ChatGPTは上位に入ります。Image Arenaで最も評価の高いGPT Image 2.5が使われており、今回のポートレートも最も写真に近いものでした。ただし、プロンプトの一部を文字として画像に描き込んだ唯一のモデルでもあります。看板やメニューなど、正確な文字が必要ならNano Banana ProとNano Banana 2.1のほうが安定していました。低料金でポートレートを大量に作るなら、Muse Imageは4分の1の料金です。

無料で使える画像生成AIはどれですか?

Gemini(Nano Banana 2)、ChatGPT(制限付き、GPT Image 2.5)、Meta AI(Muse Image)、Dreamina(Seedream)には、いずれも無料で使える選択肢があります。FLUX 3 Image Kleinも、自分で動かすなら無料です。8モデルのうち、アプリで使うのに有料プランが必要なのは3つです。Nano Banana 2.1とNano Banana ProはGoogle AIのプランが必要で、Midjourneyには無料プランがありません。

今回検証していない画像生成AIもご紹介します

ほかのおすすめ記事に登場するアプリの中には、独自のモデルではなく、モデルを利用するためのサービスもあります。上で紹介した複数のモデルを使えるものもあります。これらのアプリは今回検証していません。以下は、2026年11月4日時点の各サービスの料金ページに基づく情報です。

  • Adobe Firefly: Adobeのモデルに加え、Google、OpenAI、Fluxの提携モデルも使えます。無料体験後は月額US$9.99からです。
  • Ideogram: タイポグラフィが得意です。Plusは月額$20です。1クレジットあたり1¢の従量課金もあり、料金ページには無料プランの記載がありません。
  • Leonardo.Ai: 無料で1日150の高速生成用トークンが使え、作品は公開されます。月額$12で80以上のモデルが使え、作品を非公開にできます。
  • Canva: デザインツール内で画像を生成できます。無料プランではAIの利用に制限があり、Proは年額US$144です。

全モデルができたことと、差がついた点をご説明します

どのモデルも、年齢の異なる人たちをテーブルに集め、皿を手渡す様子を描きました。マグカップの商品写真も、すべて実用に足る仕上がりです。特定のモデルの実力というより、画像生成モデル全体がどこまで進歩したかを示しています。

差がついたのは看板です。8モデル中6モデルは「TODAY: OAT MILK FLAT WHITE $4.50」を正確に描きました。Nano Banana 2は「4.50$」と書き、GPT Image 2.5は「morning light」を足しています。

TODAY: OAT MILK FLAT WHITE $4.50と書かれたカフェの黒板看板を8つの画像生成モデルが描いた結果です

画質以上に差がついたのは、構図でした。Nano Bananaの3モデルとFLUX 3 Image Kleinは、ポートレートを街の風景として描きました。GPT Image 2.5、Seedream 5.0 Pro、Muse Imageは人物に寄っています。どちらも間違いではありません。だからこそ、構図をモデル任せにせず、プロンプトで「クローズアップ」や「引きの構図」を指定してください。

今回の検証だけではわからないこともあります

各モデルで各プロンプトを1回ずつ実行し、最初の画像を採用しました。2回目には、よくも悪くも違う結果が出る可能性があります。一度の失敗は、最終的な評価ではなく注意点として受け取ってください。画像はすべて正方形で、各モデルのデフォルト設定を使いました。ただし、GPT Image 2.5だけは品質をhighに設定しました。プロンプトを調整したり、サイズや品質設定を変えたりすれば、よりよい結果になることもあります。

何千ものプロンプトを通した平均的な品質を見るなら、ランキングのほうが参考になります。ドル記号の位置を間違える、誰も持っていない傘を描くといった具体的な失敗を見るなら、今回の4つのプロンプトが参考になります。両方を見たうえで、プランにお金を払う前に、いちばん必要なプロンプトをこのうち2〜3モデルで試してください。

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